山行日時:2013年6月29日(土)-6月30日(日)(曇り、霧)
本記事は前編があるので、そちらからどうぞ
3.小無間山から大無間山
小無間山から奥の道はこれまでと打って変わり、緩やかな稜線上となる。景観は楽しめないが、森林の中を快適にトレッキングしていく事ができる。低山でこういう場所はあるのだが、2000mを超えて、これほどの距離で深い森を楽しめるのは、南アルプス深南部における最大の醍醐味だ。
中無間山のところで折り返すような感じになるので、道に迷う事があるようだが、トラロープが貼ってあるし、前後には大目にテープが貼ってあったので、注意していれば問題はないと思う。ただ、非常に歩きやすい道で快適なので、飛ばしてがんがん歩いていると、ミスしてしまう可能性はある。ここに限らず、大きく向きを変える場所というのは、方向感覚がずれるので、間違いやすい。