ゴールデンウィーク中に弊社スタッフ森田の結婚式があったので、行ってきました。
上海人と日本人の国際結婚です。
中国の結婚式と言っても、日本同様、西洋式のホテル型結婚式なので、大して変わらないです。
5時15分集合と書いてあったので、15分頃家を出て、30分頃に到着。遅刻ですが、まあ、大丈夫そうな感じでした。到着すると、まず、記名をして、新郎・新婦と写真撮影。
本当は、ここでご祝儀(紅包)を渡すそうですが、勝手が分からず、そのまま素通りしてしまいました。なので、後で、本人に直接渡しました。
で、彼らの結婚式ですが、日本で言うところの人前式みたいな感じでした。司会者が宣誓文を読み、新郎・新婦が誓うという形式。その後、ケーキカットとシャンパンタワーにシャンパン投入。その後、新婦の会社の元上司がスピーチ。結婚式のスピーチって感じでオトナな感じでした。
大体、日本と同じですね。
日本と違うのは、
1)ひな壇がない
2)一気飲みが頻繁に発生
3)ホテル式だけど料理は中華、飲み物は紹興酒
4)ご両親のスピーチがない
ぐらいですね。
参加人数は中国人が200人、日本人が親族含めて20人ぐらいって感じです。盛大ですよ。各テーブルで一気飲みが起きてるし。
さて、今回の結婚式、スピーチを頼まれていたので、正直、かなり緊張しました。セミナーとかは結構やっているので、人前で話すのはなんともないんですが、今回は「中国語」と「日本語」二カ国語でのスピーチって事で緊張しました。
私の中国語力でスピーチってのはかなり無理があります。でも、通訳を頼むと盛り上がらない事間違いなしなので、エンターテイナーとしては通じなくても、中国語で話す事に、参加する事に意義があるというオリンピック精神、あるいは玉砕の美学という所に重きを置いてみた感じやね。
頑張って話した事はよかったですが、どのくらい、中国の皆様に通じたかは分かりません・・・。まあ、いいです。掴みの上海語で笑いを取れたので・・・。
また、今度、どこかで中国語のスピーチにチャレンジしたいです。中国語でよいスピーチするには、準備と勉強がまだまだ必要です。
そんなこんなでスピーチが終わってほっとしたので、一気飲みに参加しました。何度か一緒に食事をした事のある中国人の方がいたので、そのテーブルに行って、紹興酒(上海老酒)を一気飲み。イーガレンイーベイ(一人一人と一杯を一気飲み)を要求されたので、受けて立っときました。
中国では白酒というのが有名ですが、上海では黄酒(=紹興酒)をよく飲みます。ブランドは上海老酒が一番有名。一気飲みしやすいお酒です。
中国人と一気飲みする場合、二つの基本ルールがあるようです。
(1)お酒の量を同量にする
(2)乾杯の理由を付ける
です。
結局、なんだかんだで3本ぐらいは一気飲みしたと思います。途中、一度、トイレに行かせて頂きましたが。
中国のビジネスの席で一気飲みはよくありますが、中途半端にしか飲まないようであれば、初めから全く飲めないと宣言した方がよいです。途中で降りるのはなしです。タクシー乗るまで気合で意思を保つ事が重要です。
ちょっと蛇足。この連休中に結婚式を挙げる人は非常に多いんですが、50%以上の上海市民にとって連休中の最大の支出が紅包(ご祝儀:紅い包みに入っているので「紅包」って言います)だそうです。
で、この紅包の金額ですが、以下のアンケート結果が出ているので参考にして下さい。
300元以下:12%
300-600元:22%
600-1000元:27%
1000-1500元:18%
1500元以上:21%
となっております。結構包みますね。家族4人で押しかけた上、会社の上司って事を考えると少なかったかも。ちょっと失敗・・・。難しいですね。
さすが上海ですね
中国の第一な都市だから、
紅包もナンバーワンですね^−^
私の地元なら
400元ぐらいでも
ずいぶん高いほうですね。
中国では「礼上往来」の国で、
紅包をもらってもいつか返すものだから、
あまり多かったら、あえて相手に負担になる
かもしれませんねよ^−^
「礼軽情意重」っていいじゃないかな….
さすが上海ですね
中国の第一な都市だから、
紅包もナンバーワンですね^−^
私の地元なら、
400元ぐらいもう高いほうだったのに…
中国では「礼尚往来」という習慣があるから、
紅包をもらっても、
必ずいつか返すものなんです!
あまり高かったら、
相手の負担になるかもしれませんね〜
「礼軽情意重」のほうがいいじゃないかな〜
上海の平均収入から考えても高すぎると思います。ま、「攀比」だと思いますけど。ちなみに、ミシャンさんの実家ってどちらですか?
私の実家は湖南省にあります。
あまり有名ではないですが、
「中国通」のマサキさんにはご存知でしょう。
実は、私も来月日本人の友達の結婚式に参加することになって、
日本の「紅包」って、
いくらぐらいでしょうか
日本の場合、関係に寄りますよね。
友人・同僚:2万円か3万円
上司・恩師:3万円か5万円
親族:5万円か10万円
ぐらいっていう認識です。中国と違って、偶数ではなく奇数の方が縁起がいいです。2万円は慣習的に大丈夫となっていますが、その場合でも1万円札一枚と5千円札二枚とします。そして、ピン札(新札)で包むのが礼儀です。
恐らく、偶数は割り切れてしまうという事が、別れを連想させるのだと思います。
ご存知だと思いますが、4(死)と9(苦)は絶対にダメな数字です。4は中国も同じですね。