大学入試

 母校の東京工業大学(東工大)の理学部で面白い入試が始まるみたい。入学試験は数学の一科目のみ。センターもなし。すばらしい。


 ニュースはここ。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000005-yom-soci
 私が受けた時は、数学、物理、英語、化学+センター試験となってました。当然、センターと二次試験で比率配分がされてて、センター:二次=240:750(ぐらいだったと思います)。その中でも二次試験の数学が250点満点で、最も高い。つまり、数学一科目で25%を占めてたわけです。
 要するに数学+一科目が極端に出来れば受かるわけですよ。安全の為、もう一科目得意だったら固くいけるって感じ。私の場合、極端に化学が苦手で、多分、3割も解けなかったと思う。それでも問題ないんですよ。全体で5割解ければ受かるから。
 私の基本戦略としては、センター試験を85%、数学50-60%、物理60%、英語80%、化学30%っていう狙い。恐らく、それで60%ぐらいで合格するはずです。時間は限られてますから、どこの勉強に時間を掛けるかを最終目標得点から換算していくってわけです。
 私、浪人したんですが、浪人の時の勉強のプランとしては、数学に最も時間を掛け、英語と物理をその次、化学は試験の一ヶ月前に出来る限り暗記。社会はセンター試験の2週間前に、教科書暗記と過去問10年分を暗記するってプランでした。
 なぜか?社会の問題なんて、二週間掛けて暗記すればセンター試験で50点を取るぐらいになりますし、そもそも圧縮されて全体の3%ぐらいの得点しかないし。合格する事が目的の場合、時間を割くのは戦略ミスとなります。2
 二次試験の数学の問題数は5問。つまり、一問、50点、全体の5%というわけ。数学一問で、社会の全得点を逆転できるわけですよ。
 賛否両論ありますが、東工大という学校はそういう人を求めているというわけです。
 数学の問題は非常に難しいですが、誤解を恐れずに言えば、大学入試の数学ってのは暗記です。大体1500パターンに集約されると言われてました(当時)。
 なぜか?非常にプレッシャーが掛かる試験の中、限られた時間で見た事のない問題を解けるのは一部の天才を除いていません。普通の人は解けません。受験は競争ですから、あくまで、競争する人より上の点数を取ればいいだけです。普通の人には経験した事のある問題しか、時間内には解けないんですよ。
 なので、パターン数を増やせばいいわけです。それが1500ってわけです。この1500問の基礎パターンを見た瞬間に答えを出せるところまで持っていけば、オッケーってわけです。
 歴史の暗記じゃないので、一問を完璧に覚えるには1時間ぐらいは掛かります。つまり、1500時間を要するわけです。大体8時間/日を数学に掛ければ、225日でコンプリートし、残り100日を練習、及び、他の科目に費やしていくという戦略を取るわけですね。
 普通の家庭の人であれば、一日15時間は勉強できるので、
 数学:8時間
 物理:4時間
 英語:2時間
 その他:1時間
 を365日やれば誰でも受かるんじゃなかろうかと思ったりします。もちろん、15時間も勉強にさける環境を提供される事が重要で、親には感謝しないといけないと思いますよ。そういう環境を作れる人で勉強しないのは勿体無いなと思います。勉強が全てではないですけど、長い人生の一年ぐらいはやってもいいと思います。
 しかし、ここに来て、東工大理学部は、本当に頭のいい人を募集するみたいですね。面白いと思います。5時間で4問っていうのは本当にスゴイ。一体どういう問題が出るんだろう。すごく気になる。
 もちろん、賛否両論はあると思いますけど、こういう偏ったのも面白いと思うんですよね。ゼネラリストを目指したいなら東大を受ければいいわけで、こういうエッジな人材こそ貴重な時代ですから。日本で一番数学が得意な人が集まればいい。すばらしいと本当に思います。
 東工大HP:
 http://www.titech.ac.jp

  1. こんばんは。
    いつも拝見しています。
    私も東工大出身です。しかも理学部。
    母校は面白い試験を考えましたね。
    数学の問題が1500パターンっていう真崎さんの分析にもびっくりしました。1500パターンも覚えられん!(笑
    一年間くらい勉強に没頭する時間があっても良いという意見には大賛成です。が、、
    東工大は入ってからも結構苦しかった気がします。知り合いは留年したり中退したりしてましたので。
    浪人時代から学生生活にかけてはとても貴重な経験ができた気がします。
    また遊びに来ます〜。

  2. 出張でノンレス状態でした。すいません。
    同じ大学ですか!いや、結構、世間は狭いですね・・・
    年齢も近いし、同じ時期に大学にいらしたんですね?奇遇・・・奇遇過ぎてちょっと怖い。共通の知り合いとか居そうですね。
    次回、日本に行くときには、ちょっと寄らせて下さい。

  3. 私もすっかり返信が遅くなってしまいました。
    共通の知り合いですかー。いるかもしれません。
    同じ学校の方が経営っていう分野でがんばっていらっしゃるのはとても嬉しいです。
    機会があったら是非お話を伺いたいです。

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