オフショア開発拠点設立(2/2) – 会社設立 -

 日本に居ると何かとチャンスが広がるものの、その分、忙しい。なかなかブログを更新出来ない。ブログを書き始めるまでは何とも思わなかったものの、何人かの知り合いが毎日欠かさずブログを書いているのを見ると、非常に感心する思いです。
 さて、間が空いてしまいましたが、オフショア開発拠点設立の第二回目。前回は設立の仕方についてでした。設立の仕方自体は、極論すると、代理業者に任せておけば問題ありません。自分達で決めなくてはいけない、または、やらなくてはいけない重要な点は以下の三つです。

 (1)オフィスの場所
 (2)銀行
 (3)人材採用


 (1)オフィスの場所
 まず、都市を決めます、次いで、都市の中のどこにするかという問題があります。
 一般的に、オフショア開発センターを設置しやすい(コネがない場合)のは、大連、北京、上海、天津、西安などです。それ以外のところでも、特に問題はありませんが、今、上げた所が一般的です。
 日本語人材を考えた場合、大連か上海が有利です。どちらとも親日の方が多く、日本語を使えるエンジニアを採用する事が容易です。コスト面では、大連、天津、西安が有利です。北京、上海はエンジニアコスト、オフィスコスト含めて、他都市よりも高く、不利です。ビジネス的には上海が最も経済圏が大きく、何かと便利です。ITや政治の中心である北京は、本格的に中国でITビジネスを展開していく事を想定している場合には何かと有利です。
 弊社は上海にしています。経済面で発展が優れているのと、日本からの交通の便利さ、人材調達の容易さを重視し、コスト面は多少優先度を落としました。
 コスト面に関しては、ゆくゆくは内陸に拠点を移す方法を取れば、コストを下げられますので、管理者の調達、育成に重点をおく弊社としては上海がベストと判断しました。
 また、上海の中でも中心にオフィスを構えています。ローカルにおいても、日本円で考えた場合にそれ程大きな差は出ません。むしろ、人材の調達が容易になる事を最大のポイントにしています。
 (2)銀行
 中国の外資企業は4つの銀行口座を開設する必要があります。大きく分けると、外貨口座と中国人民元口座の二つ。外貨口座は日本との取引が頻繁な場合、日本の銀行がいいと思います。弊社はSMBCにしています。
 人民元口座については、中国銀行か中国工商銀行が一般的かと思います。どちらにするかは店舗が近くにあるかどうかで決めてもいいと思います。それ程、差はないと思います。評判がいいのは、工商銀行です。弊社は中国銀行にしています。
 (3)人材採用
 ビジネスの基本は人材ですので、ここの調達が非常に重要です。オフショア開発の場合、PGとSEをはじめ、会計や総務を雇用しなくてはいけません。また、日本向けにやっていく場合、ある程度、日本語が出来るエンジニアが必要です。
 募集の仕方は幾つかあって、インターネットの求人広告、新聞広告、合同就職説明会、人材紹介会社を利用するなどです。感覚的には新聞広告、合同就職説明会の費用対効果が高いかと思います。管理職や日本語人材などを採用する場合は、人材紹介会社を利用するのがいいかと思います。

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