上海で手をつないで歩く老夫婦

handinhand_20130612_01 さて、今回の上海出張は、端午節(2013年は6月12日)の期間に少し被ったという事もあり、比較的時間があったので、久々に上海の街を歩いてみた。上海では、日本よりも手をつないでいる人が多いと感じる。それでも、写真のように熟年の老夫婦が手を繋ぐというのは珍しくて、白頭偕老(バイトウシエラオ:白髪になるまで仲睦まじくという意味で、結婚式の祝辞で使われる事が多い)を体現していて、微笑ましい。

 もちろん、若い男女のカップルがイチャつきながら手をつないで歩くというのを一番よく見かけるが、比較的年齢の高い方同士の腕組もよく見かける。また、日本ではまず見られないが、女性同士で手を繋いで歩くというのも普通に見かける。2005年にワンジーテクノロジーズ上海を作った際、社員の女の子同士が手を繋いで歩いているのを見て、そういう関係なのかなって勘ぐった事もあったが、今では、普通の事だと受け止められる。

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 自分がどうであるかと言えば、子どもが三人居る今は、恥ずかしくて、とても手をつないで歩こうという事にはならない。娘とは良く手をつないで歩くのだが、嫁とは手を繋いで歩くというアイデア自体がない。手をつないだ老夫婦を見て、「はっ」と思った次第だ。いや、だからと言って、明日から手をつなぐかと言えば、繋がないが。

 結婚前はどうであったかというと、全くとは言わないまでも、手はつないで歩くというのは多くはなかった。理由は、やっぱり、恥ずかしいから。九州男児という事もあるけれども、手に汗をかいている事が多く、手を繋ぐ時にベタっとして、「キモい」と思われたら恥ずかしいとか思ったりだ。そういう事をグジグジ考えている方がキモいと思うが、まあ、そう考える。

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 さて、写真の老夫婦を見かけたのは婁山関路駅の辺りである。この辺りも、他のエリア同様に再開発が進んでいて、以前と比べると、かなりの変わり様である。今は、写真のように新しい駅ビルの基礎工事中のようだ。以前は、この工事中の場所に映画館や幾つかのレストランがあった。その一つに、私が大好きな振鼎鸡(天山店)という鳥専門店があったのだが、今は、隣のビルに引っ越している。見た目は以前と変わらない店構えなのだが、今回、久しぶりに食べて、味が著しく落ちていると感じた。特に、拌面の面のゆで具合がイマイチだった。残念だ。やはり、石門二路店がいいと思う。

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 中国の場合、KFCやマクドナルドを除いて、チェーンとはいえ、店舗による味のばらつきが多い。チェーンによっては、メニューそのものが違う事もある。資材の共同仕入れと看板だけの関係なのだろうか。謎だ。本文と全く関係ないけど、大玉チューイングガム。1個1元。

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