Category Archives: 中国オフショア開発

オフショア開発のよくある失敗

 他人と同じ方法で成功する事は出来ませんが、同じ過ちを犯した場合は必ず失敗します。そういうものです。というわけでオフショア開発の失敗例を研究し、同じ轍を踏まないようにする事が肝要です。
 中国オフショア開発について色々と事例やら分析があるようです。
 
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20031024/135886/
 http://www.atmarkit.co.jp/farc/rensai/bottleneck01/bottleneck01.html
 http://www.fin-bt.co.jp/comment93.htm
 http://www.acrossgate.com/point/problem.htm
 http://www.digitalnomado.com/archives/000016.html
 http://www.e-glad.co.jp/greeting.html
 http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cstaff/serial/offshore/07/01.html

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オフショアセンターの設置の仕方

 中国に限らずオフショア開発を行う場合、以下の選択肢が考えられます。
 (1)自社で開発拠点を設置する
 (2)提携先を探して発注する
 いずれにしましても、オフショア開発を行う以上、開発コストの削減や日本で得られない技術の確保、人月の確保などの目標設置になろうかと思います。ここでは開発コストの削減という目標にフォーカスして考えてみたいと思います。

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中国オフショア開発を行う目的-やっぱりコストでしょう-

オフショア開発、特に中国でソフトウェア開発を行おうとされている企業の場合、コストの削減が最大の目的になっているのではないでしょうか。技術力の高さを求めるというケースもあろうかと思いますが、ソフトウェアの開発の技術力で言えば、インド、韓国の方が先を行っているかも知れません(感覚的なところです、正しくないかも知れません)
 コスト削減というテーマになった場合、中国でのオフショアはかなりいいオプションだと思います。日本から見た場合、海外オフショアの出し先の候補は、中国、韓国、インドになると思いますが、コストという点を見た場合、中国がもっともいいと思います。確かに、上海のエンジニアの給与は高騰しています。少々出来るエンジニアの場合、5,000元(≒65,000日本円)程度になってきます。上海の平均賃金が17XX元程度なので、平均賃金の3倍程度です。日本での業務経験が豊富な方だと、1万元(13万日本円)程度は行きます。それでも、日本のエンジニアと比較したら、安いと言えるかも知れませんが、どうでしょうか。

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オフショア開発のマーケット

 オフショア開発というと一般的にはインドが有名で、インドのソフトウェア輸出高は100億ドルにも上るそうです。輸出先の国家比率はアメリカがトップで68%、ヨーロッパが21%、日本はわずか2%に過ぎません(2002年)。アメリカでは単なる開発だけでなく、ビジネス面でのオフショアも進めて、コスト効率の向上に努めているようです。その一方で、なぜ、日本では広く普及しないのでしょうか?よく聞く理由としては、

1)カルチャーの壁
2)言語の壁
3)心理的な壁

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オフショア開発カテゴリ目次

【第61回】中国オフショア開発二年間の総括とこれから(2007/1/20)
【第60回】オフショア開発における品質管理 2(2006/10/19)
【第59回】オフショア開発における品質管理 1(2006/10/17)
【第58回】オフショア開発の中国人人材の活用ノウハウ(2006/6/27)
【第57回】採用面接(2006/3/24)
【第56回】オフショア開発における評価制度 -評価面談-(2006/3/21)
【第55回】思ったより品質が伸びない理由(2006/2/21)
【第54回】オフショア開発にペアプロを(2006/2/17)
【第53回】システムは道具であるという罠(2006/2/15)
【第52回】[記事] オフショア開発が失敗する要因(2006/2/10)
【第51回】カンバン方式なオフショア開発プロジェクト管理(2006/2/7)
【第50回】中国の仕事始め(2006/2/5)

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