企業サイトとは何の為にあるのでしょうか?
オフショアでサイト制作を受ける場合は言われた通り作るケースが多いです。エンドユーザからニーズを詳細に聞き取のが難しいので、そうしてます。オフショア開発・制作の限界点の一つかも知れません。
中国国内の企業様から受託する場合には、細かく提案し、ニーズを伺って本質を見極めてから制作します。
弊社はシステム開発とホームページ制作がメイン事業です。
社是(今風だとビジョン)は「Climb Your Dream」です。顧客や従業員と共に登るっていう意味です。
仕事として、ホームページを作りたいという話が来ます。そんな時、往々にして「目的」=「ホームページ制作」という話になっているケースが多いです。
ホームページ制作に限りませんが、仕事において、手段と目的が混乱しているケースが多くみられます。これは社内のスタッフの仕事の仕方にもみられます。
企業の「ホームページ制作」の場合、大きい目的は、「Public Relation」だと思います。少し落とし込むと、
(目的A)見込み顧客の獲得(集客)
(目的B)既存顧客へのサポート
(目的C)見込み顧客への情報発信、顧客化
だと思います。
全部を目指してもよいですが、会社のビジネスモデル、及び、狭義でのプロモーション戦略、効果を考慮して、最も重要視すべき目的を決めます。
その後、一般論から会社特有のローカル論を展開し、サイトのフォーカスを決めていく。その後で、どのようなクリエイティブ、又は、仕組みを展開すればよいのかというディテールに落とし込んでいきます。
「ホームページは無いよりは有った方がいい、ダサいよりかっこいい方がいい、単なる情報発信より双方向通信であった方がいい」という諺的な結論もあり、そんなに深く考えなくても答えは直感的に出るとも言えますが、そこはそれ、多少アンニュイな方が仕事は楽しいものです。
サイトを作る目的をしっかり持つ。その上でどのような表現がよいのかというのを弊社としては提案しています。お金を頂いてサイトを制作するわけですから、死金にはして欲しくありません。理想的にはキャッシュを生めるサイトであって欲しいわけです。
様々なプロモーション戦略、SEO/SEM対策などサイトを宣伝する手法論も様々です。が、その前に物事の本質。ビジネスの本質。誰を何の為にそのサイトに呼び込むのかが明確でなくてはいけないわけです。
うちの社内のスタッフ見てても、仕事がうまい人とうまくない人の差は、物事の見極め、本質的な部分を追える目があるかどうかなのかなと時々思っています。
久しぶりです。
一ヶ月ぐらい恋しくなる中国に帰りました。
やっはりすごいところです…
クライアントの本当のニーズを引き出して、適切の提案で満足させるのはウェブディレクター(プロデューサー)の仕事範囲です。
仕事のトラブルと混乱避けるには、ディレクターの能力は高く要求されます。
ウェブ業界ではディレクターを指導する理論はまだまだ足りないと思います…
人の考えはいつも枠組み内に限定されます。
制約条件の枠組みは知識、文化、組織、などなど…
ディレクターとなる人もそういう制限を受けます。
枠組みは破ることはできないと思いますが、
幸い広めることができます。
中国の教えでは「读万卷书,行万里路」。
同様物事の本質を見抜く力を養うには見聞を広め、試行錯誤を繰り返ししかないかな?!
良いウェブサイトを作りにはウェブ業界だけの知識では足りないとずっと思ってます。
ご無沙汰してます。
中国戻られたんですか?日本と中国を行ったり来たりするのがいいですよね。違う文化なので、凄く刺激になります。
ディレクターに限らず、広範な知識バックボーンは重要ですね。経験と知識は人を豊かにします。
5月末に東京のweb制作会社に転職しました。
電車から降りた瞬間にエネルギが感じる町ですね。
はじめての仕事は自社サイトのリニューアルです。このエントリ冒頭の質問を思い出しました、
企業サイトとは何の為にあるのでしょうか?
少し置き換え、企業サイトリニューアルは何の為でしょうか?
すこしヒントとなるものが見つかりました。
【継続的な改善】です。
品質マネジメントのpdcaサイクルはwebサイトの制作にも活用できると思います。現存サイトの場合はpd→capd→capd複数の会社より断層的なサービスが多いです。はじめからサイト制作のpdcaサイクルを提供し、継続的改善ができる会社は少ないですね。
今回のpjはそれを目指したいです。
東京来ましたか!
実は私も東京に来てます。連絡しますね。