ビジネスマンは政治の話をしては行けない。
これは誰かに教えてもらった鉄則です。
でもね、窓口の受付機関と審査機関で違う事を言うのは幾らなんでも有り得ない。
それは、縦割り行政による弊害というレベルじゃない。
受付機関で必要なものが、審査機関では、必要ではないと言われた挙句、別のものが不足していると指摘される。
なぜなのさ?何のための窓口なのさ?
間に挟まる人の気持ちにもなって欲しい。頭を下げて書類を依頼しているわけですよ。で、日本の方は中国のこういう事情を知らないので、信用を失うのは我々になる。我々はちゃんと調べてやっているのか?と。
とは言え、見方を変えれば、この辺りも社内に蓄積すれば中国ビジネスの重要なノウハウになるだろうと思います。基本的には、自力で抜ける以外、中国ビジネスの勝ち方はないだろうと思っているので。
中国でビジネスをやるには、中国人のパートナーが必要といわれる事が多い。それはそうだと思う。非常に難しいから。もちろん、コネがあるかないかで対応も変わる。
ただ、そうしてしまうと、パートナーがいないとビジネスが出来ないという事になる。パートナーがいなくなったらどうするのさ?
大切なのは、自力で問題を解決し、社内全体にノウハウを蓄積させる仕組みだろうと思います。資金と時間が掛かりますが、長期的なスパンで考えれば、強い組織になれるポイントじゃなかろうかと思います。