2014年度の新米(静岡県吉田町産キヌヒカリ)がもうすぐですー

 6月4日に田植えをした水稲の稲刈りを9月23日前後に行う予定です。初めての稲作で、分からない事が多く、どうなるかと不安で一杯でした。条件としては少し良くない田んぼだったので(当初はそれすら分からなかった・・・)、何かと苦労したのですが、師匠を初め、周りの方の支援やアドバイスを頂き、試行錯誤しながら工夫して何とか収穫が見えるところまで来ました。

>>価格はページの最後にあります

20140901_実る

 本来、こだわりのポイントなどをセールスポイントとして、アピールしなくてはいけないのですが、初めての米作りだったので、実らせるので精一杯という感じで、こだわりのポイントはありません・・・・・・が、全力で魂は込めました。普通の米作りなので、紹介する程の内容ではないのですが、生産の過程、品種や使用農薬についてまとめましたので、ご一読頂ければ幸いです。

□品種について

「キヌヒカリ」という品種
 お米の品種というと、コシヒカリとか秋田こまちなどが有名で、それらと比べると知名度が劣りますが、食味の良さ、作り易さが評価され、キヌヒカリの作付面積は広がっていて、全国で5位の規模になっている品種です。
 食味は高く評価されていて、特徴としては、「炊きあがりの輝き」と「さっぱりとした口当たり」があります。この為、コシヒカリでは味が強すぎるという方や、丼もの、お寿司などに合うお米として選ばれる事があるようです。

□ 栽培管理について

5月20日:播種(水稲育苗:JAハイナンに委託)
5月29日:肥料散布
6月2日:代掻き
6月4日:田植え、畦に除草剤
6月16日:ジャンボタニシ対策農薬散布
7月12日:中干し開始
7月22日:中干し終了(水の入りが悪く、8月頭まで中干し気味)
7月23日:畦に除草剤散布
7月24〜27日:農薬散布(ヘリ散布)
8月7〜10日:農薬散布(ヘリ散布)
8月27日:農薬散布(ヘリ散布)
9月23日頃(予定):稲刈り

 田植えに先立ち、5月下旬に肥料を散布しました。最近では、機械施肥と言って、肥料散布の機能が付いている田植機が普及してきているので、それで行う農家が増えていますが、まだまだ初心者の私はそういった高級な機械を持っていないので、背負子に入れて手動で振っていきます。エムコート複合を3袋/反、振っていったのですが、ムラがあったようで、肥料が多すぎるところが一部倒伏してしまいました・・・。来年に活かしていきたいです。

6月2日代掻き

6月2日代掻き

6月7日 田植え三日後

6月7日 田植え三日後

田植え一ヶ月後

7月11日 田植え一ヶ月後

 肥料を振ったあと、水を引いて代掻き(しろかき)を行います。代掻きは、田植え前に田んぼを平にして、均平にしていく作業です。効果としては、田植えの際の苗の活着を良くしたり、植ムラを無くし、均一に生育したり、雑草の発芽を抑えたりするというのがあります。なかなかこれが難しく、ムラが出来た事により、余計な雑草が生えたりしました・・・残念。

 代掻きから2日程置いて、田植えを行います。苗はJAハイナンさんに委託したものを使いました。田植機でまっすぐ植えていくのがポイントなのですが、初心者の為か、心が曲っている為か、時折曲がってしまいましたが、1年目としては概ね問題無いレベルであったようです。

 田植え後、ジャンボタニシによる苗の食害被害が大きくなりそうだったので、スクミノンという薬剤を投入しました。農薬は減らしていきたいのですが、収量を確保していく為にはある程度の農薬が必要になります。

 7月中旬ぐらいに中干し(水を抜いて、田んぼを乾かす)を行いました。中干しは稲の生育のコントロールであったり、水を張った状態が続く土中の有毒ガスを放出したりする目的で行います。今年は、中干しまでは水の管理がうまく行っていたのですが、現在の田んぼが用水路の一番下にあり、水が非常に細く、しっかりと水を付ける事が困難でした。

中干し

7月25日 中干し

生干し後

7月28日 中干し後

出穂

8月17日 出穂

 加えて、高温、日照りが続いた事もあり、大変苦しい状態となりました。この為、二日間程、ポンプを使って強制的に水を奥に送り込み、最悪の事態は避ける事が出来ましたが、何かとコストが重んで苦しい感じでした。収量に影響が出そうで、来年は改善策を考えないといけないです。

 その後も、水がつきづらい状況が続いたのですが、少ないながらも何とか引っ張り込み、農薬散布(JA委託)などを経て、9/8に水を落とし、23日の稲刈りに備える事になりました。

 この後は天候次第ですが、23日に稲刈りをした後、JAライスセンターに籾摺り(もみすり)を依頼しますので、2〜3日程度で玄米が出来上がってきますので、早ければ10月頭に新米をお届けできます。

8月19日 色づいてきた

8月19日 色づいてきた

8月27日ヘリ散布

8月27日ヘリ農薬散布

9月15日 登熟

9月15日 登熟

□ 肥料・農薬について

肥料(1反(10a)辺りの施用)
 エムコート複合045 60kg

農薬(1反(10a)辺りの施用)
 種子消毒:エコホープ(200倍 24時間)
 殺菌剤:カスミン液剤 800ml(播種時1回)
 除草剤(初期):イノーバDX 1.3kg(田植え時に圃場に散布)
 箱粒剤:ピカピカ粒剤 1kg(田植え時に苗に散布、病気対策)
 殺虫剤:スクミノン1kg程度(田植え後に畦近くの圃場に散布)
 殺虫・殺菌剤:アミスターエイト・ロムダンエアー(ヘリ散布)
 殺虫・殺菌剤:アミスターエイト・MrジョーカーEW(ヘリ散布)
 殺虫・殺菌剤:スタークル液剤(ヘリ散布)
 (ヘリでの散布はJAハイナンに業務委託しております)
 除草剤(畦):タッチダウン5l程度(畦への散布で圃場への影響少)

□ 販売価格について

 当初、玄米30kのみにしようと思っていたのですが、ご要望を色々と頂いているので、下記の価格設定とさせて頂きました。美味しく食べて頂く為には、「玄米」でお買い上げ頂き、各家庭にて、適宜、精米して頂くのがよいと思います。精米については、お近くのコイン精米、または、自宅用の精米機にて精米下さい。
※価格はいずれも税込み、送料別です

玄米の場合

玄米10kg
3,200円
玄米20kg
6,000円
玄米30kg
8,000円

精米の場合(精米については、無洗米も可能です)

精米5kg
1,900円
精米10kg
3,600円

送料

静岡県内
600円
静岡県外
1,600円

 ※発送は9月27日以降となります。日付指定は一週間程度の余裕を見て頂きたいと思います。

 新米農家ですが、頑張って作りました。産地直送の新米を、一度、お試し頂きたいと思っていますので、是非とも、ご注文の程、よろしくお願い申し上げます。

 ご注文はメール、または、こちらのフォームにて、玄米、精米、kg数、数量に加え、連絡先、発送先などをご記入の上、お送り頂ければと思います。よろしくお願いします!

 

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