観光オブ厦門(アモイ) Day2

 昨日の夜は戻ってから、今度後書きを書く事になった本の原稿を拝読して、キャッチコピーなどを考えていてちょっと遅くまで起きてました・・・が、あまり、大したものは思いつかず・・・。
 二日目も平石先生にホテルまで向かえに来て頂き(本当に感謝)、観光に出発。上記理由で、若干、寝坊。すんません。


 昨日、時間が遅かった為に入れなかった砲台から見学。砲台は、海に面した小高い丘の上にあります。入り口に続く階段は、両脇に古い木が並び、タイムスリップしていく気分になります。
 ちょっとオタクな表現ですが、古びた木の具合が、天空の城ラピュタみたいでした。
 階段を登りきったところに入り口の大きめの門があって、トンネルみたいになってます。ここを潜ると、砲台の敷地になっています。
 ちょっとした公園になっていて、海岸に向かって歩いて行くと、海岸に面したところに、古い砲台が置いてあります。ドイツ製のもののようで、非常に大きなものもあります。
 今日は、生憎の曇りだったので、見えませんでしたが、天気がいい時には台湾が見えるようです。この砲台から海峡を通り過ぎる戦艦めがけて大砲を撃っていたようです。あまり、精度の良さそうな砲台に見えないので、本当にあたったのかどうか、疑問ですが・・・
 公園内には、非常に古い木(最も古いので200年以上)がいくつもあって、よい雰囲気を作っています。この砲台が作られるよりも前からこの木達はそこにあって、砲台の役割を終え、観光客が訪れるような今になっても、そこに佇んでいます。そういったところに思いをはせると、人間の愚かさ、小ささを感じずには入られません。
 この後、アモイ最大の国際展示場を見学。展示場の前は、毎年三月に開かれる国際マラソンのゴールになっています。その前のコース脇には、数十対の彫刻が置かれています。なかなか良い出来で、芸術にも造詣が深い町であると感じます。
 国際展示場では、ちょうど、石材の国際展示会が開けれており、世界各国から商売人が訪れているようでした。近くのホテルでバイキングランチを取っている時にも、後ろで商談がなされていました。
 
 ゆっくりランチを取って、最後の見学、華僑博物館に移動。ここは、世界中に散らばる華僑達に関する歴史博物館です。あまり、期待していなかったのですが、意外に面白かった。
 かつて、日本もハワイとかブラジルに移民していきましたが、最初の人たちは本当に苦労しているのだろうと思います。
 それにしても驚いたのは、世界中に散らばっている華僑の数(国別)を把握していることです。ネットワークの強さを感じます。和橋ネットワークも作らんといかんね。
 その後、ホテルに戻って、お茶して解散。何から何までお世話になった平石先生と奥様に感謝。
 それにしても、町全体が花や木などの自然が多く、綺麗な町で、全体に非常に印象がよかったです。日本人が少なく、外国人観光の穴場だと思います。初めて中国を訪れる方には、自信を持って勧められる場所です。

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