中国系のオフショア開発会社

 先週、日本人のいない日本向けのオフショア開発会社を訪問してきました。上海だけでも200人弱の規模で展開されており、中規模のしっかりとした会社です。
 日本人は居ないようでしたが、日本の資本が入っておりますし、お会いした副総経理の方は日本語が完璧でしたし、日本のビジネスもよく理解されているかなと思います。営業部長も日本語が堪能でした。
 聞くところによるとマネージャー以上の人は全員日本語が話せるそうです。
 


 中国オフショア開発コンサルティング会社、SNIさんのご紹介だったんですが、正直、軽い気持ちでご訪問させて頂いていました。会社に到着直後、大人数で出迎えられた後、近代的なデザインの受付を通過して、応接室に。
 応接室には、プレゼンの設備があって、日本の会社向けへの対応がしっかりしてます。SNIさんの仕込みでしょうかね?しっかりしたプレゼンでした。
 日本から見た場合、中国系オフショア開発会社のイメージはそれ程、よくないようですが、幾つかの会社は一定のレベルを超えてきつつあります。ここもその一社です。
 しかし、正直、日本人を雇った方がスムーズじゃないのかなと思います。日本向けに開発をする場合、日本人と中国人、両方優秀な方が必要だろうと思っています。
 そういう弊社もまだまだ課題はたくさんあるので、人の事を色々言えるような状況にはないですけどね。
 複数の国籍を混ぜた組織作りは非常に難しいですが、最も強い会社は様々なバックボーンがある人がまとまりを持って動く組織かと思います。

 

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