オフショアビジネスのリスク -中国から見た選挙-

 先週(9/11)、選挙がありました。結果はご存知の通り、小泉自民党の圧勝。
 私は、評論家でも、学者でもなく、小さな会社の社長なので、正直、政治についてどうこう言うっていうレベルの人間ではありません。
 ただ、海外っていう場所、特に、政治レベルで緊張感の高まっている場所にいる日本人だから感じる事もありました。
 正直、中国国内、少なくとも上海の一般生活レベルではどうって事ありません。
 ただ、日本でオフショア開発営業、資本家に投資プレゼンする際にマイナスです。
 正直、メディア発信による日本側のマインドの冷え込みが最大の懸念事項です。


 はっきり言って、中国にとっての小泉政権は、靖国問題であり、ネットの掲示板でもうねるように書き込みが発生しているのも事実です。
 中国が靖国=日本ファシズムの象徴という教育をしている都合上、靖国神社に訪問する首相は相当に中国人民を刺激します。
 民意の圧力は、政府を動かします。
 中国にも問題があるとは言え、小泉政権が続くという事であれば、中国にはマイナスイメージです。
 それが日本側にマイナスニュースとして流れ、それを見たニッポン人が中国やばいよ!って思うのがとっても困ります。
 郵政改革が大事なのは分かります。でも、それだけじゃないんじゃないんですかね?
 ちなみに、日本の民主主義って、衆議院と参議院の二院制で成立しています。
 社会の授業で習った記憶がありますが、衆議院の優越って制度があります。
 日本国憲法第59条に、衆参で結論が分かれたときに、改めて「衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再び可決」されれば、法案が成立するんです。要するに、
 1)衆議院通過
 2)参議院否決
 3)衆議院出席議員の2/3以上の多数で成立確定
 解散の前にやる事ありあります。法案の再議論と修正。それでもダメなら解散。
 そうでないと、民主主義ではないし、日本の議会制の否定です。海外からはそう見えます。
 というわけで普通、こんな流れでまっとうな人間なら解散しないと思います。
 なので、油断もあったかと思いますが、今回の民主党惨敗には失望しました。
 あの人達は、これまで何をしてきたんでしょうか?
 民主党の方々は地盤を作れていない。
 小沢一郎議員や亀井静香議員ぐらい地盤を固める努力をすべきかと。
 ぱっとでの刺客のお姉さま方にやられている場合じゃないんじゃないかと思います。
 もちろん、今回、例え、岡田政権が誕生していたとしても、中国一般人的には、「誰それ?」っていうレベルだったとは思います。それでも、少しは結果を出して欲しかった。
 
 色々言っても、日常レベルでは、特に誰も気にしていないってのも事実だったりします。
 今の段階では、靖国問題、これだけをなんとかしてくれれば、特に影響はないですね。
 まあ、おもちゃ売り場に行けば、中国語版ウルトラマンティガが販売強化中かってぐらいバンダイが本気で売り込んでますし、日本の本物の味という触れ込みの味千ラーメン、人民広場店は長蛇の列ですし、ソニー、キリン、トヨタは宣伝しまっくってますし、あんまり関係ないのかなって感じです。
 対応を考えておかないといけないのは靖国参拝時かと。
 オフショア開発の場合、従業員の心のケア、家族に対する対応など普段から従業員の地盤固め。
 政治の波には揺れない地盤を作りましょう。政治同様、握手が大事。
 この辺り、ローカル化っていうのが重要なポイントです。

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