久しぶりの中国セミナーなのだ

6/29(水)、一年ぶりぐらいで中国関連のセミナー講師をやる事になった。2009年から10年前半まではよくセミナー講師をやったのだけど、その後、とんとご無沙汰だった。自分たちでセミナーを主催するほど、企業体力もないし、正直、自分で企画するのは面倒で嫌なので、人に呼ばれたら講演するというぬるま湯スタンスで居た。。。
ま、そうやって、ぬる~くやっていると、誰からも呼ばれなくなり、ちょびっと寂しい思いをしていたところ、今回、当社株主のオプトさんからお情けでお声を掛けて頂いた。人前でしゃべるのは結構好きなので、うれしかったりするのだ。
オプト主催中国セミナーのお知らせはここを見てね。
http://www.wangji.jp/news/detail/90.html


で、何を話すのか?与えられた時間は30分。短いぞ、とっても。そして、何故だか、トークセッションもある。トークセッションは、おしゃれな感じがして、緊張するな。今から、ドキドキだ。
一応考えているのは、
・中国のネット市場の発展と日本企業のニーズ変化とか
・中国のEC市場についてとか
・市場の特性、日本との相違とか
・弊社の紹介とか
・法律の整備状況(ICPなど)とか
・決済方法の多様化とか
・継続的なキャンペーン(型落ち、値引・企画キャンペーンなど)とか
・口コミマーケティングとか
というECに寄りまくりの内容。でも、今回は、EC関係以外の方も多数来られるということなので、EC以外の話をしたいた方がよさげだそうだ。中国にあったデザインとかの話でもしてみるか?日本と中国の違いとかな。
中国でホームページを制作する際、本当によくリクエストされるのは、「中国人に合ったデザインでお願いします」というのだ。幾らなんでも、中国を舐めすぎだ。中国人が、いったい、何人居ると思っているんだ。
中国には13億人の人口が居て、漢民族が圧倒的多数としても、多民族国家であるし、男性と女性でデザインの好みはフツウに違う。年齢、というか、世代間による相違もある。改革開放以前、以後の世代で違うし、80后、90后と呼ばれる若い世代はアメリカの文化を多分に取り入れている。「中国人に合った」というのは、明らかにマーケティング、コーポレートブランディングの放棄だ。
ターゲット顧客のセグメンテーションを明確にし、会社をどのようにブランディングしていくつもりなのかの定義が重要だ。それがないから、「中国人」という曖昧で、雲を掴むような話になる。
マーケティングは環境とターゲットに合わせて寄り添っていく行為で、ブランディングは自分たちの個性を主張をする行為だ。トレードオフな関係でもあるが、どちらが欠けても、厳しい海外市場で、ポジショニングは出来ないと思うね。

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