中国景気対策:購置税を減税

1月14日、排気量1.6リットル以下の車両を対象として、購置税(車両購入時に掛かる税金)を減税する政策が中国国務院を通過したようです。従来10%だったものが5%になるそうです。10万元(150万円)の自動車であれば、増地税などを考慮し計算すると、4273元(64,000円)もの減税となるようです。1月20日から12月31日までの時限法律として施行されるようですので、車を買う予定のある方は20日まで待ちましょう。


中国の2008年の新車販売台数は938万台でした(対前年比6.7%増)。成長鈍化と言われてますが、日本の321万台(対前年比6.5%減)とは比較にならない状況。2008年のアメリカの販売台数が1324万台なので、中国が1位になるのも時間の問題かなと・・・。
1.6リットル以下としたのは、高額所得者向けではなく、一般庶民向けの減税対策であるという事を意味しているわけだ。また、グリーン問題にも配慮し、燃費のよいスモールカーを推進しているという事でもある。この政策が功を奏して、念願の1000万台の販売を達成出来ると、2010年の万博景気にうまーく繋がるかなと期待してます。

2 thoughts on “中国景気対策:購置税を減税

  1. ふみつん

    減税は家計には優しいけれど、環境に対してははどうなんでしょ??
    新車のエコ度がこの減税で買い替えられて増える車の台数に追いつくのか、疑問です~。。
    ただでさえ空気の悪い上海に、これ以上車増えて欲しくないですね!
    かわりにもう少し地下鉄の終電の時間を遅くしてもらえないでしょうか??

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  2. andy

    景気が悪くなると、エコ問題は一気に棚上げ。やっぱり、お腹が空いたらご飯を食べたいというところ。空腹を我慢して将来を見据える事が出来ると立派だと思うが、人間、そうはいかないなぁと思う。
    地下鉄の終電遅くして欲しい!!車両メンテナンスの為に今の時間が限界となってるけど、2号線でも11時ちょっと過ぎだもんな。1時ぐらいまではやって欲しい。まじで。

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