令和最初の稲刈

2019年9月5日(木)、今シーズンも稲刈始まりました。と言っても、あきたこまちを2.5反だけなんですが、台風15号前に刈れて良かったです!もう少し登熟が必要なキヌヒカリ(どんぐり農園の主力品種)は、台風15号が過ぎてから稲刈になる予定なので、かなり心配です。。。9月は稲刈、レタス、ズッキーニ、トルコキキョウの定植と色々とやることがあるので、台風は困ります。

どんぐり農園令和最初の稲刈

どんぐり農園令和最初の稲刈

◯あきたこまちというお米

あきたこまちは、福井県農業試験場でコシヒカリと奥羽292号を交配して開発され、秋田で栽培が始まったお米です。小野小町が秋田生まれという伝承から名付けられたそうです。味がしっかりしている割にはあっさりしているというバランスのいいお米というイメージで、食べやすくて、冷えても美味しいという個人的には結構好きなお米です。種苗法による品種登録がされていないお米なので、全国どこでも作れるありがたいお米なのです。

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◯栽培上のメリット

栽培上のメリットとしては、コシヒカリより早生なので、秋田のような寒い地域での登熟期の冷害を避けられるというのが大きいです。ただ、最近は暖冬なので、冷害は気にならなくなってるかも知れません。どんぐり農園は静岡なので、もちろん、冷害はないのですが、キヌヒカリやコシヒカリより収穫時期を早く出来る為、作業の集中を減らす目的であきたこまちを作ってます。もちろん、なつしずかなどはもっと早いのですが、食味がイマイチなのと、周りのみなさんとの歩調が合わないので、やらないです。

◯栽培上のデメリット

もっと作付面積を増やしたいなと思っているのですが、このお米の問題は「倒伏」です。倒伏しやすい品種なので、肥料と水の量に注意が必要で、減らせば倒伏はしないですが、収量と食味を上げるには、倒れるか倒れないかのライン際である必要があり、ちょっと手の掛かる子という感じです。で、今年は、2.5反のうち、レタス後作の田んぼ1反の半分がコケました。。。8月下旬まで持ちこたえていたのですが、最後の最後に強い風雨にやられて、倒伏。残念遣る方無い感じです。来年頑張ります。

◯稲刈作業について

コンバインで刈って、もみをトラックに載せてライスセンターに運ぶという作業です。田んぼの隅は機械で刈れないので、手刈となります。雑草をしっかり管理して、倒伏させず、圃場をしっかり乾かすという事前作業がしっかりなされていれば(これがキモなんだけど)、稲刈の時に困難な作業というのはほとんどないです。まあ、強いて言えば、体がかゆいって事ですかね。イネは猛烈に痒くなるので、全身ガードが必要です。

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