静岡県吉田町のどんぐり農園が、大井川の伏流水と肥沃な土壌で、「農薬を使用せず」にこだわって育てたお米で作った米粉です!
気流粉砕のサイクロンミルによる製粉で、大変キメの細かい均一な微粒粉末に仕上げております。小麦粉などの代わりとしてだけではなく、米粉ならではのもちもちとした食感を活かしたお料理、お菓子にお使い頂けます。
静岡県吉田町のどんぐり農園が、大井川の伏流水と肥沃な土壌で、「農薬を使用せず」にこだわって育てたお米で作った米粉です!
気流粉砕のサイクロンミルによる製粉で、大変キメの細かい均一な微粒粉末に仕上げております。小麦粉などの代わりとしてだけではなく、米粉ならではのもちもちとした食感を活かしたお料理、お菓子にお使い頂けます。
夏は時間があるので、色々と勉強しているのだけど、最近、衝撃を受けたのは、アメリカのアグリ系バイオベンチャーのPivot BioがシリーズCでビルゲイツのBreakthrough Energy Venturesなどから100万USドルを調達したという話。というか、そのテクノロジー。
https://therising.co/2020/…/03/pivot-bio-farming-revolution/
Continue reading
今年(2019年)、石川県でコンバインでの死亡事故が相次いだ。
http://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=18940454
8月23日に気象庁が3ヶ月予報を発表した。降水量は平年並、気温は9月と10月は高め、11月は平年よりやや高めといったところのようだ。10月の気温が高いと、夏のレタス産地が10月末ぐらいまで出荷する事が可能になる。夏産地が早めに出荷を切り上げてくれればいいが、しぶとく出荷してくると、秋産地の出荷と重なり、11月相場が厳しい状況に陥る。もちろん、台風が上陸するなどの突発的な要因があれば相場は大きく荒れるが、何も無ければ低位安定だろう。
昨日(8/20)、今年度最初のレタス播種を行った。昨年度は厳しい販売成績となったが、今年は、修正すべき点をしっかり修正して、良い結果にしていきたいと思っている。昨年度の苦戦の理由は2点あって、一つは単価の低迷(外的要因)で、もう一つは暖冬に対応出来ず前進出荷、品質低下してしまった事(内的要因)である。冬季のレタス生産における外的要因による経営上の最大のリスクは、「価格変動」である。下記は中央卸売市場における年度別のレタス卸売単価である。
今年(2019年)のお米の出穂は、品種によっては、例年よりも少し遅れており、7月の低温・日照不足の影響を受けていると考えている。8月に入り、気温上昇、天候は安定しているので、登熟で追いついてくる可能性はあるが、現時点では、例年よりも、数日程度、遅れての稲刈になる事が想定される。
当地域(静岡県吉田町)では、5月20日頃から6月10日ぐらいまでが田植のピークになっていて、野菜の春作を行った田んぼになどよっては少し遅めとなる事がある。また、お茶農家の場合だと、一番茶よりも前に早めの田植えを行って農家もあるそうだ。当農園でも5/26〜6/8を中心として、とうもろこし、ズッキーニ後の田んぼを6/19に田植えを行った。
品種としては、「あきたこまち(極早生)」「キヌヒカリ(早生)」「コシヒカリ(早生)」「きぬむすめ(中生)」の4種としている。複数の品種を生産している意味合いとしては、食味の違いを楽しむ為という事もあるが、品種によって、出穂・登熟までの積算温度が異なっているという成長速度の違いをうまく利用して、作業の平準化を行ったり、乾きやすい田んぼでは早生、乾かない田んぼでは中生を植えるなど、田んぼ特性に合った作付けを行っている。
直近3年の田植日と出穂日を以下の表にいくつかピックアップした。ちなみに、出穂の定義は私が見て、7-8割出てるなーと思った段階を出穂としているので、私個人の能力による誤差がある事はご理解頂きたい。
5/26->7/30
5/27->7/31
5/28->8/8
6/4->8/13
6/8->8/16
5/27->8/3
6/4->8/7
6/7->8/9
5/28->8/2
6/6->8/6
6/9->8/12
5/31->8/10
5/31->8/4
6/25->8/21
5/29->8/18
6/3->8/19
6/5->8/21
6/4->8/22
6/4->8/20
下記はズッキーニの相場データを表にしたものだ。9〜11月は荒れ相場となっているが、それ以外は比較的、年次による差が少なく、価格が安定した作物であり、作りやすい作物だという事が分かる。
78万円という超低価格の農薬散布ドローンFlights-agが発売された。これまで100万円から250万円ぐらいだったので、この価格はかなりのインパクトだ。どんぐり農園では、ドローンの導入はしておらず、農薬散布はハツタ社の動噴を使っているが、値段としては同じぐらいで、路地野菜で使用出来るなら導入を検討出来る価格帯だと思う。ちなみに、かなりの数の農薬散布ドローンが発売されていて、下記のように農林水産省がリスト化している。
稲作では苗半作と言われるが、野菜苗でも半作とまでは言わないが、とても重要な工程である事は間違いない。当園でもレタスの苗作りに関してはかなり注意して育苗している。良い苗というのは、「根っこがセルトレイの中で適度に巻いて、葉っぱの部分ががっちりとしている上と下でバランスが取れた若い苗」の事である。要は、日数が行き過ぎていない苗でありながら、乱暴に掴んでも抜けやすい苗が良い。
また、家庭菜園ではなく、仕事としての農業で考えた場合には、それだけではなく、「同一播種日の苗の成長の揃い」「病害虫被害を受けていない」「狙った日(当農園の場合、20〜25日)に苗として仕上がる」が必要になる。単に良い苗が出来ればいいというわけでなく、作業性も重要であるし、有効苗の比率を高める事でコスト低減にも繋がるという事だ。