先日、いつもの狸の穴のウォーキングメンバーで杉錦の蔵を見学させてもらった。杉錦は社長が杜氏を兼ねる蔵元で、静岡ではよく見られる形だ。平成11年度までは南部杜氏を招いて酒造りをやっていたようなのだが、お酒造りの多角化などの経営的な面、自由でこだわりの酒造りなどを目指し、平成12年度から社長が手探りで酒造りをやってきている。場所はJR東海道「藤枝駅」北口から歩いて5-10分程度のところにあり、古い煙突(現在使われていないようですが)がランドマークとなっている。歴史は古く、1842年から続く蔵で、日本酒だけではなく、みりん、焼酎なども造っている。みりんは普通のものより少し(いや、大分)高い値段の高級なみりん(飛鳥山)で、甘みとコクが通常のみりんとは比べ物にならない。
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雨の中、静岡マラソン2014完走〜〜
あいにくの雨だったけど、「静岡マラソン2014」に参加、無事完走出来た。自身としては、昨年の大井川マラソンに続き、2回目のフルマラソンで、タイムは4時間37分、良かった〜!記念すべき「第一回」と言う事だったのだけど、駿府マラソンの衣替えという事で、全くの第一回という事でもないみたい。リニューアルに伴い、去年まではハーフまでしかなかったのが、今年からはフルが設定されたようだ。
コースは、おおまかに、駿府城公園をスタートとして、市内をぐるっと周った後、安倍川沿いを下って、150号のイチゴロードに出て、北上してゴールの清水駅を目指す。後半に出てくる清水市内でのアップダウンには心が折れそうになるが、それ以外は平坦なコースで走りやすい。晴れていれば、イチゴロードの海外沿いは大変眺めがよく、駿河湾とその先の追い風となって走りやすく、コースのメイン部分となるのだろうが、今年はあいにくの雨で逆風だった為、走りにくかった。
志太泉を狸の穴ウォーキングクラブで蔵見学
2014年1月19日、静岡地酒が呑める日本酒Bar「狸の穴」のウォーキングクラブで、志太泉の蔵見学に行ってきた。志太泉は藤枝市瀬戸谷にある、明治15年に開かれた蔵で、130年を超える歴史がある静岡では古い蔵の一つだ。今回は、ただののんべぇの集まりではなく、ウォーキングクラブなので、藤枝駅から約8kmの道程を歩いて蔵に向かった。藤枝駅に9:30集合で、途中までは車通りを歩き、途中からは瀬戸川沿いを歩いていく。幸い、天候に恵まれたので、快調に歩き、約2時間ほど、11時半少し回った辺りでの到着となった。
歴史を感じる佇まいの外見の蔵の中で待っていてくれたのは望月社長自身だった。我々が到着すると、まずは、お茶を振る舞ってくれた。無料の蔵見学で押し掛けてきたにも関わらず、歩いてきた労をねぎらう言葉を掛けるその人柄に感銘を覚える。
まずは、日本酒の「血」とも言える仕込みの水を汲み上げる瀬戸川について説明してくれた。日本酒に適した水がある事が何よりも重要だという事だ。その後、洗米や発酵など、丁寧な説明をお伺いしつつ、こちらの都合で限られた時間であったが、蔵の中を見させて頂いた。発酵樽では、仕込まれたとても良いお酒の香が漂っていて、非常に幸せな気持ちになる。
現在の志太泉の杜氏は能登杜氏「西原光志」氏で、年は若く、40歳前後だと聞く。現磯自慢の杜氏で、過去、志太泉でも杜氏をしていた「多田信夫」氏のように、志太泉の杜氏は、これまで、南部杜氏で酒造りをしてきた(更に前は志太杜氏の時代もあったようだ)のだが、平成21年から能登杜氏の西原氏となっている。西原氏は若手の能登杜氏の中では大変注目されている人物で、喜楽長の「天保正一」氏の元で修行し、能登杜氏となった。その後、藤枝市岡部にある初亀に入って、「滝上秀三」氏の最後の酒造りを手伝い、引き継いで、少しの間だけだが、初亀の杜氏となった。
蔵の努力、西原氏の尽力もあって、近年評価が高まってきている志太泉であるが、この蔵が特に評価を受けているのが「普通酒」であり、昨年(平成24年)の「能登杜氏自醸清酒品評会 普通酒の部」で1位に輝いている。もちろん、各種吟醸も美味しいのだが、廉価な普通酒であっても手間を掛けた製法で作っている姿勢に感銘を覚える。採算を度外視しているという事はないだろうが、蔵の伝統と現社長の思い、作り手である杜氏の方向性が一致して初めて出来る事だろうと思われる。
近年、市場で評価される酒は、「超辛口」「すっきり」「フルーティー」である。単体で、一杯だけ呑むならそれもいいと思うが、毎日、食卓に上がり、食しながら呑むお酒としては、料理に負けず、融和するお酒である必要があると思う。また、何を食べるかに合わせて、呑む酒が選ばれる事も必要だと思う。
さて、見学後は、試飲させてもらい、酔いが回った事もあって、コミュニティバスで藤枝駅まで戻った。志太泉のすぐ近くにバス停があって大変便利だ(地方なので、本数はかなり少ないが・・・)。藤枝駅で予め予約していた「かわかつ」でランチを頂きながら、更に日本酒を頂く。
このかわかつさんは蕎麦のレベルが高いと言われる志太地区においてなお、抜きん出ている美味しいお蕎麦と、しゃも料理が楽しめるお店だ。日本酒も杉錦、志太泉を中心に置いてあって、「静岡DEはしご酒 in 藤枝」でのイベントにも参加していた。前回のはしご酒の時には、杉錦6代目当主の「杉井均乃介」さんが居た事もあり、杉錦推しのようだ。均乃介さんは社長兼杜氏で、山廃にこだわる個性ある方なので、今度はこちらにも蔵見学に行ってみたいと思う。
花沢の里 〜 満観峰 〜 日本坂峠 ハイキング
焼津でハイキングというと、焼津の雄、高草山が最初に思い浮かぶ。標高501mの低山で登りやすい山なので、ファミリーでゆっくり楽しめる山だ。その高草山と連峰をなしている「満観峰」という山がある。焼津側からは奥まっており、静岡市に位置する為、高草山より知名度が劣るのだが、満観峰の山頂はその名前に劣らない素晴らしいパノラマで、非常に見応えがある。
そんな満観峰であるが、私のオススメルートは、花沢の里から鞍掛峠、満観峰、日本坂峠を経て、花沢の里に戻ってくるという周回コースだ。ファミリーでワイワイ登るとすると、休憩を含めて5時間程度は必要かも知れないが、急坂が少なく、比較的楽に歩ける道だと思う。小学校低学年の子にはちょっと厳しいので、満観峰から鞍掛峠に戻るピストンでもいいと思う。
地元焼津の酒友 磯自慢 がうまい
「焼津」の自慢のお酒「磯自慢」。マグロ・カツヲの焼津港とサバの小川港の間にある蔵元だ。品評会に出れば、常に上位に顔を出す銘酒の一つだ。そんな磯自慢の知名度が飛躍的に上がったのは、2008年7月7日に行われた北海道洞爺湖サミットの福田首相主催の初日の夕食会で「磯自慢 中取り純米大吟醸35」が、乾杯用のお酒として採用された時だ。静岡のお酒としては快挙だった。
[磯自慢 蔵元の場所]
住所:静岡県焼津市鰯ケ島307
地図:Google Mapで場所を確認する
小売部営業時間:10:00~16:30(休業日は日・月曜、祝日)土曜日は休む事あり
ホームページ:http://www.isojiman-sake.jp/jp/(音楽がなるので注意。ほんと、こういう作りはやめて欲しい)
湯日川親水公園 で水遊び
カニ釣り名人に連れられて、榛原郡吉田町に 湯日川親水公園 (ゆいがわしんすいこうえん)に遊びに行ってきた。吉田町の公園というと、大井川の河口にある静岡県営の吉田公園という非常に大きな公園が有名だけど、そこから車で3分程で着く、湯日川親水公園 も小さいながらも魅力のある公園だ。
[住所や行き方はこちら]
住所:榛原郡吉田町住吉3982-1
Google Map:Google地図で場所を確認
第6回「親子で大谷崩れの森づくり」植樹イベントに参加(後編)
2.カミネッコンを作成し、木札記入など、植樹準備
□ カミネッコン作成
国土交通省の方の説明が終わると、いよいよ、植樹の開始だ。まずは、カミネッコンという再生紙ダンボールから作られた紙枠型を組み立てる。組み立てると六角形の鉢植えみたいなものになる。この中に培養土と苗木を入れて、植えるのだ。カミネッコン組立は、やり方が分かれば、小学生でも難なく組み立てられる。
カミネッコンの壁部に隙間があって、そこにたっぷり水を浸した新聞紙を入れておく事で、苗木にしっかりと水を与える事が出来るそうだ。この辺りの土地は石が非常に多い為、水が溜まりにくいという問題がある。こうやって、苗木の周りに新聞紙があると、雨が降った時に、紙に染みこんでいくので、こういう地質の場所でも、ゆっくりと水を与える事が出来る。 カミネッコンとか初めて見たのだが、本当に日本人は色々と開発・発明してくれる方が大勢いらしゃる。
第6回「親子で大谷崩れの森づくり」植樹イベントに参加(前編)
5/25に開催された「第6回 親子で大谷崩れの森づくり」植樹イベントに参加してきた。この大谷(おおや)崩れの植樹イベントは、梅ヶ島のホームページで知ったのだが、私自身が植樹の経験がなかったのでやってみたかった事、つい先日、大谷崩れの辺りを登って愛着があった事、子どもたちにも自然の脅威というのを知ってほしいと思った事などがあって、参加してみる事にした。
お知らせページ:http://umegashima.jp/info/post.html?d=100
主催は「いのちの森づくり静岡少年団を支援する会」というNPO法人で、国土交通省の方を始め、地元の森林組合、建設会社など、その他多くのボランティアの方が運営に参加されていた。
おもちゃ病院焼津でボランティアやってます
本日で東日本震災発生からちょうど半年になる。心よりお悔やみを申し上げます。
さて、今日は、おもちゃ病院Yaizuというこどものおもちゃを無料で直すボランティアグループに参加してきた。おもちゃ病院というのは、全国に幾つかあるようだが、焼津のは、清水のおもちゃ病院でやっていた古井さんという方が、2009年にはじめたものらしい。
【おもちゃ病院Yaizu(焼津)について】
開催日:毎月第二日曜日(10:00~15:00)詳しいスケジュールはこちら
場所:焼津市総合福祉会館「ウェルシップやいづ」
URL:http://www.toy-yaizu.org/
原則無料でおもちゃ修理していますので、お気軽にお持ち込ください。
藤枝市民大洲温水プール
こども達がプールが好きなので(泳ぐというよりは水遊び感覚かな)、時々、プールに行くのだけど、行くのは大体3箇所で、藤枝にある市民大洲温水プール、焼津ディスカバリーパークの水夢館、あと、チョット遠いけど、川根温泉に付随している温泉付き温水プール。
[大洲温水プールの場所]
住所:静岡県藤枝市善左衛門1-11-1 Google Mapで場所を確認する
営業時間:曜日によって違うのでhttp://www.sp-houtoku.com/ozu/で確認
地図:焼津近辺のその他のプールマップ
大洲温水プールは大きなスライダーがあり、監視員の方もあんまりうるさくないので、一番良く行く。水夢館は、底上げされているコースがあって、小学生低学年の子が泳ぎの練習をするには良い感じ。でも、少しだけ監視員の方の監視が厳しすぎるかな(こどもが一人で歩いていると注意されちゃう)。川根温泉のプールは、中からSLが走っているのが見えるし、プールの脇には温泉も付いているので、まあ、泳ぐというよりはゆっくりするリゾートプール。そんなわけで、本日も大洲プールに行ってみた。