Category Archives: 書評

少年H〈下巻〉 (妹尾 河童)

少年H〈下巻〉 (講談社文庫)
 作者:妹尾 河童
 発行年:1999
 出版社:講談社
 読み終えた日:2007/07/25
 スター:★★★★☆
下巻は少年Hの目を通した「大東亜戦争」が描かれます。史実と違うとかどうとかというのはあると思いますが、あまり、そういうところに重みがあるようには思えません。

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限りなく透明に近いブルー(村上 龍)

限りなく透明に近いブルー
 作者:村上 龍
 発行年:1978
 出版社:講談社
 読み終えた日:2007/07/10
 スター:★★☆☆☆
ドラッグ、暴行、乱交、ストーリは特にない。若者が疾走する小説。書かれた時代を考えると、非常に衝撃的だったと思うし、新しさという意味でターニングポイントとなった小説ではないかと思います。

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「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔(森達也)

「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔
 作家:森達也
 発行年:2002
 出版社:角川書店
 読み終えた日:2007/04/21
 スター:★★★★☆
最近、私が好きなジャーナリストの本。まあ、ドキュメンタリー監督らしいんだけど、個人的にはジャーナリストだと思ってる。本物の。

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