さて、新規案件が取れたり、スタッフの一人が全日制の日本語学校に行くという事で、辞職願いを出して見たり、案件が焼きついてみたりと、まあ、日々色々な事が起こります。
なんて、仕事の話は明日以降。今日は土日のお話です。
土曜日は久しぶりに、スーツ作りに布市場に行って来ました。スーツ作りっていうと、随分、生意気ですが、今回も450元(7000円ぐらい)ですから・・・
今回は、新しい場所に移って初めて行くという事で、店舗のデータベースを頭の中に作る事が最大の目標でした。
新しい場所は、陸家浜路399号にありますが、前とそんなに場所は変わりません。靴市場にも近いですね。
新しい布市場は市場というより、中国の田舎のデパートっていう感じです。三階建てになってて、非常に雑然とした感じです。
店舗数は増えたように思えます。また、トイレが有料(0.5元)になりました。なので、まあ、まともなトイレになりました。トイレに限らず、全体に、よく分からない外人が言っても、怖くない感じにはなりました。
で、1階は人が多くて気持ちが悪いですが、やはり大きく力のある店舗が揃っています。二階、三階に行くに従い、人が減りますが、人が減ったぐらいがいいですね。
特に、三階は静か。土曜日でこれなので、平日はさぞ閑散としていることでしょう。
スーツの店は、一階から三階まで殆ど見ましたが、どうもしっくり来ない。値段はスタート値が650元でほぼ統一。500まではすんなり落とします。まあ、強く押せば、大抵400までは持っていけます。そこから先は難しいでしょうね。
で、今回は、三階の388が気に入りました。店主が紳士。布市場にしては珍しく、きちんとしたテーラー並みにサンプル生地をブックにして揃えてます。すばらしい。
あとは、テーラーの腕ですが、サンプルが少なかったので、出来上がりを待つより他ないです。多分、以前の布市場にはなかったお店だと思いますので、まだ、客が付いてないんじゃないんでしょうかね?
スーツはコピーをお願いし、シャツ(二着ほど)は完全オーダーにしときました。二着でそれぞれ、若干、オーダーを変えてます。スーツもコピーですが、少し細かい指示を出しましたので、ちゃんと聞いてくれてるかどうか楽しみです。とりあえず、来週のお楽しみ。合計610元ぐらい。ま、安い。
ちなみに、中国語で話さないと、とてつもない値段を言われるので、ご注意下さい。
そして、今回もう一店、気に入ったお店がありました。
非常に綺麗な娘さんがやられているお店で、本当におしゃれ。清の時代の本物の服がさりげなく飾ったりしてますし、布市場にありながら、値下げには応じない雰囲気を醸し出し、高い値段のものを売ってます。
客が値段を聞いても、「それは高いですよ、xxx元」と、売り気があるのか微妙な回答。
二週間掛けて縫われた手縫いのバッチや、装飾された服など、とてもアーティスティックなものが展開されている上、店番の方が非常に美人でおしゃれです。ポイント高いです。実に。
こちらのお店の番号は秘密です。自分で探してください。ヒントは変なお面を被ったマネキンがいるという事です。