上海は今日も雨です。
天気予報では今週はずっと雨。
仕事が溜まっているので、今日は休日出勤しました。
中国語で残業の事を「加班」って言います。
日本の残業よりもちょっと広めの意味を持っていて、休日出勤も「加班」です。
残業手当は「加班費」。
日本人にはなんとなく分かるところが中国語の勉強しやすいところ。
今日は自分を含めて6人出社しています。よく働くナ・・・。
といわけで「加班費」を出さなきゃって感じです。
みんな、国慶節明け納期のプロジェクトを少しでも進ませる為の出社です。
国慶節の本来の休みは10/1-3。
とは言え、慣習的に一週間の休み(今年は10/1-7)になります。
中国は日本のような祝日は少ないので、3連休、4連休というのはあまりありません。
なので、年3回の大型連休に一気に休んで、どこかに出かけたり、家族と過ごすのが一般的なようです。
そんな大切な連休に出社するというのは、中国人にとって、どえらい事なんです。
私の残業理由は、「雑務処理」なので、家でやってもいいですけど、そんな環境にないし、自己制御に自信がないので、出社したってだけです。
そう考えるとSOHOやってる人ってすごいなと思います。
特に、家族と住まれてSOHOやっている人って、どうやって時間を区分してるんだろう?って思います。
大学時代、テレワークなんていうのを研究してたわけですが、サテライトオフィスで仕事ならまだしも、自宅っていうのは無理があるなと思ったりしたりします。
働く側と周りの人の意識改革、特に周りの人の感覚的なものがそういうスタイルに慣れないと、現実的には難しいのかなと思います。
「人」というのは弱いもので、どうしても環境的なものに自己を委ねてしまいます。
周りに左右されない自己の確立、不惑というのはとても重要なんでしょうけど、現実的には、なかなかね。
そういう事を考えると魯迅のような文学による啓蒙活動から世論を形成し、意識革命を起こしていくやり方というのは、ただただ「凄いな」と思うわけですよ。