今年も天候に恵まれた「焼津みなとマラソン2014」、地元開催のマラソンって事で、今年は家族5人、全員で参加!「イヤだー」と言う子どもたちを強制的に参加させてみたのだ(笑)。小学生の娘二人は3km、中学生の長男と嫁は5km、オレは10kmの部門にそれぞれ参加。結果は、無事、全員が時間内に完走する事が出来た。子どもたちはあまり練習していなかったし、普通の運動靴だったので、内心、とても心配していたけど、子どものポテンシャルというのは、大人が思っている以上にあるもので、しっかりゴールしてくれた。
走る前は「イヤだー」と子どもたちは言っていたが、完走して、達成感でいっぱいになり、「来年も頑張るー」とか言ってくれるかと期待したけど、「来年は絶対に出ない」という子どもたちの反応・・・親としては、「頑張れば出来る」という事を分かって欲しかったのだけど、なかなかそうもいかないものだ(笑)。
焼津みなとマラソン、ファミリーで参加するにはとてもいい大会だと思う。開催時期が4月で気候もちょうど良いし、距離設定が3km、5km、10km、ハーフと選べ、コースも平坦で走りやすい。マラソン会場のすぐ近くで「焼津みなとまつり」もやっていて、走った後に歩いてお祭り会場に行くことが出来る。みなとまつり自体は、大きいお祭りではないけれども、走った後にお腹を満たすにはちょうどいいと思う。
マラソンもお祭りも、両方とも「みなと」と銘打ってあるだけあって、マラソンは新焼津港、お祭りは焼津内港(旧魚市場)が会場となっている。焼津の人にとってはそれほど、珍しい風景ではないけれども、市外からの参加者にとっては、漁港にここまで近づく機会はあまり無いので、独特な大会会場だと思う。参加賞はタオルとか、柳屋さんのかつお節とふりかけなどに加え、10人に3人の割合で「カツオ」が当たるのも魅力的だ。ゴール後の順位の末番によって、当選が決まるのだが、ゴールしてみるまで分からないので、ゴール後のお楽しみ企画として、なかなか楽しみだ。去年はオレひとりで参加して見事、当たったのだが、今年は5人で参加したにも関わらず、全滅・・・。今年はツいてなかった、残念だ・・・。
家族としては、非常に楽しめた大会だったのが、一つ残念な事故があった。5kmを走った女性がレース後に海に転落し、意識不明の重体となったというニュースを見た。晴天の気持ちのいい日に、岸壁近くで休むと、非常に気持ちが良いので、ついつい近づきたくなるのだが、近づき過ぎると、どうしてもこういう事故が起きてしまう。警備の方が巡回し、消防局のダイバーの方々が待機している十分な体制であったと思うだけに、こういう事故は残念だ。
みなとマラソンは岸壁近くまで行けるのが魅力ではあるが、各々で十分に気をつけなくてはいけないなと思う。この事故をきっかけに、来年、立ち入り禁止箇所の拡大などの規制措置が掛からないといいのだが、こういう事があるとやむを得ないかとも思う。ニュースのその後が報道されないので、転落した理由や安否が分からないが、転落した方の無事を祈りたい。
焼津みなとマラソン公式ホームページ:http://yaizuminato-marathon.jp/
静岡新聞SBS:転落ニュース