8月15日

 日本にとっては終戦記念日。中国にとっては勝利記念日。
 見方によって変わります。
 毎日新聞が戦争の認識に関する世論調査を行ったようです。


 「間違った戦争」43%、「やむなし」29%、「分からない」26%だそうです。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050815k0000m010079000c.html
 色々な認識があるという事自体は思想が統一されていない、言論の自由があるという点では、いい事かも知れません。しかし、戦争に間違ったも正しいもないと思います。
 
 基本的には、戦争はダメだと思います。
 昨日は、日本のBS、中国のCCTV、米国のDiscovery Channelで戦争に関するテレビが流れてました。
 Disovery Channelでは「カミカゼ」についてフォーカスされてました。
 よく掘り起こされたドキュメンタリーで、カミカゼという言葉の起源(元の襲来)についても触れられており、日本側、米国側の兵士にそれぞれインタビューをとっておりましたし、日本側のインタビューの翻訳もかなり配慮された内容でした。
 よくありがちな日本バッシングの内容ではなく、淡々と事実だけを掘り起こしていくというスタイルです。
 なぜ、カミカゼが発生したのか?特攻隊で生存した方の意見として、「大和魂」というのがあるのではないのかという事でした。
 「大和魂」、あるいは、「武士道」なのかも知れません。ヨーロッパの「騎士道」とは少し異なる不思議な精神論です。自己犠牲というところでは似ていますが、武士道には痛みを分かち合うというところがあって、そこがちょっとだけ違います。
 まあ、どうでもいいんですけど、戦争はやめときましょう。
 クラウゼビッツの戦争論では、戦争とは「究極の外交手段」である、とありますが、もうそんな時代でもないでしょう。代替物を見つけてもいい時代です。
 反省と感謝の気持ちを忘れないようにしながら、中日関係がよくなるように努力したいと思います。
 
 ちなみに、Discovery Channelいいチャンネルです。おすすめ!日本でもスカパーで見れるようです。
 http://www.discovery.com/
 http://japan.discovery.com/

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