浜松科学館の後、遠州灘海浜公園に行ってみたのだが、近くまで行ってみると、海の方に砂丘があるって事だったので、遠州灘海浜公園の駐車場に車を止め、行ってみる事にした。嫁さんと、「ところで、砂丘って何だ??砂浜とは違うのか?砂丘って言うぐらいだから、丘なんじゃないか」っていう恥ずかしいレベルの話をしながら、砂丘に向かった。正直、この年まで、砂丘ってのを見た事がなかったのだ。
入り口のっけから絶景。これが、砂丘なのかー。すんげぇー!
歩けど、歩けど、なかなか着かない。いやもう、これ、砂漠じゃないですか・・・。近づくにつれ、海の方からどーん、どーんとものすごい波の音。砂漠の先で何が起きてるのか・・・。
ビッグウェ~ブ!
押しては返す波と遊ぶ。
時より、思ったより来てしまって、濡れたりみたり。
とてもきれいな海。オレの足は汚いけど。
砂紋(さもん)、または、風紋(ふうもん)とも言うらしい。きれい。
これほど、感動的な砂丘なのだが、これでも大分やせ細ってしまったらしい。侵食の問題(波強いからなぁ・・・)と佐久間ダムに代表される天竜川のダムに堆砂(たいしゃ)が発生しており、海岸に流れ込む砂の量が足りない為なのだそうだ。自然エネルギーの時代ではあるが、水力は水力で問題が発生するのだ。
また、1972年から1980年に掛けて、ここにごみを埋め立てていた時代もあったようで、侵食の結果、2003年にごみが露出してしまうという問題が起きたようだ。オレは76年生まれだし、九州出身なので、当時のこの辺りの状況が分からないので、何ともいえないし、やむを得ない事情があったのかも知れないと思う。が、しかしである。それはそれとして、その世代の人間が何かしらの責任を取るべき事ではないのかとも思う。
ま、そういう話しはさておきつつ、個人的には初めて砂丘を見てとっても感動した(それだけに大切にしたい)。日本にも色々ある。外に目を向けるのも大事だが、日本国内の良いところにももっと見識を広げたいなーっと改めて思う。
☆中田島砂丘
静岡県浜松市南区中田島町