大阪の高裁で、一票の格差に関して、違憲の判決が下された。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091228-OYT1T00523.htm?from=nwla
判決も気になるが、もっと気になるのは、誰が誰に何のために訴えているのか?で、ニュースを見ると、原告弁護団とか、東京の弁護士グループとか書いてあり、はっきりと書いてない。被告側は、どうやら、地域地域の選挙管理委員会のようだ。
で、原告を調べてみたところ、「一人一票実現国民会議」という組織がいわゆる原告団であるという事が分かった。
一人一票実現国民会議:http://www.ippyo.org/
誰だ、この人らは?という感じであるが、さらに調べると、中心人物は「弁護士 升永英俊」という方である事が分かった。経歴もすばらしく、東大法学部と工学部の二つを出た後、コロンビア大学のロースクールを出たのち、ワシントン市の司法試験に合格、ギブソン・ダン&クラッチャー法律事務所勤務だったそうだ。
弁護士 升永英俊:http://www.hmasunaga.com/
この弁護士さんが、なぜ、こういう活動されているかはホームページに載っているが、簡単に言うと、一票の格差がある国家は民主主義国家ではないという主張で、この状況を座視出来ず、日本を民主主義国家とする為に活動されているとのことです。
各所から様々な支援があると思いますし、何かもっとこう、色々な背景とか、思惑とかがあるだろうけど、こういう活動をされている人が居るんだなと感心しました。