飲食チェーンの出店が凄い。マックやKFCは古くからあるけれども、最近はスターバックスや味千ラーメンが隆盛。バーガーキングも気になる存在。
日本のスターバックスが大量出店を初めてすぐに日本の企業も追撃を始めたけども、中国も同じ状況。ローカルのコーヒーチェーンが伸びていて、スタバよりちょっとだけ安いのと、喫煙コーナーを設けているが特徴。日本と同じ。
スタバが日本で大量出店した時、出店の速度が速すぎるとか、敷居が低いビジネスモデルだから難しいとか言われたけれども、スタバは日本だけじゃなく、同じ展開を全世界でやってるので、ある程度、織り込み済みなんだよね。
日本との類似点で言うと、スタバの流行の後、日本茶+おにぎりの新形態チェーンが出現したように、こちらでも中国茶+点心のチェーンが出現。一茶一座。とてもおしゃれな店舗で、スタバなみの価格。
はっきり言って、スタバとか一茶一座などは一般の人には高級過ぎて軽い気持ちでは買えない。日本でもスタバはちょっと高いという認識なのに、中国でも殆ど同じ値段。
それなのに、大人気。
スタバは加工豆を輸入しているはずなので、税率が高く原価が高いかも知れないが、生豆で輸入していると思われるローカルチェーンは相当の利益率じゃなかろうか?
一方で、日本の資本で飲食チェーンの成功はまだ少ない。一件、日本かと思わせるラーメン屋も台湾資本だったりするし。
日本の投資は中国に対して、一部、中途半端な感じを受ける。色んな意味で、マーケットが成熟していないので、きっちりしかければきっちりリターンが可能。なんだか投資にずれを感じる。