ウェブクルーリアルエステート社様からの発注案件で、昨日(9/26)、一つカットオーバしました。
http://www.wc-realestate.com/
です。港区の高級マンション情報サイト。
費用的には日本でやる場合の3分の1ぐらい(処々、環境がよいので)。納期もまずまず。
こちらのサイトはデザインからバックエンドのシステム開発までトータルで対応させて頂きました。
7月に受注を頂いて、8月からデザイン制作、開発開始。9月納期。
制作、開発期間は1ヶ月半と非常に短納期でした。
オフショアでウェブシステムを制作する場合、デザインニーズの摺り合わせに苦労します。
システム面では、ある程度、仕様がまとまりますが、デザインの希望は難しいです。
文章でこんな感じというのを頂きますが、意図を汲んで、中国人デザイナーに中国語で伝達するのは至難のわざです。
意図を汲むのも経験が必要ですし、デザイナーに伝えるのも、なかなか難しい。
現状は個々人の経験に依存してます。この辺りは一つ課題ですね。
デザインに関しては、まだ、弊社での引き出しが少ないというのも一つ大きな問題で、実績が増えてくると、引き出しも増え、ニーズを的確に引き出す為のシーズを展開出来ます。
実績からくる好循環を作る事が重要ですが、まだまだ、弊社はこれからです。
業務アプリの場合、仕様書がきっちりしている分、曖昧さは少ないので、オフショア開発には向いています。
ただ、下請けという位置付け上、工数が厳しいプロジェクト等がきます。この場合、オフショアというよりは、別の問題で苦しみます・・・
近々、国慶節ですが、その辺りの休みのずれも大変です。10/1-10/7。
10/1-3に関して言えば、出社する場合は残業代3倍という法律規定がある上、そもそも、誰も出社したがりません。
オフィスビルも期間中は出社の届出が必要など、国全体で休みっていう感じです。
この期間に日本の発注側が状況を理解し、サポートしてくれるような企業だと非常に助かります。
やはり、オフショア開発は日本側と中国側双方の連携が重要であり、パートナーとの信頼関係が重要です。
そういう意味では今回、苦しんでいる案件も信頼関係のある会社様との仕事なので、何とか乗り切れるのではないかと、思っています・・・