さて、杭州旅行、二日目。
起きてすぐ朝食。レストランは人でいっぱい。
よく聞くと上海語。杭州は上海からの旅行客が多いようです。
とりあえず、再び、西湖へ。
有名な胡心亭、三潭印月に行ける観光船が何箇所から出ており、そのうちの一つから乗船。一人45元(ぐらい)のようです。
昨日の手漕ぎボートのような情緒はありませんが、早くて快適。
あっという間に胡心亭に到着。
船着場のスグ近くに門があって、その先、島の真ん中に胡心亭が佇んでいます。
今は、お土産さんになっているようですが、当時は避暑地だったもよう。島からは杭州が一望出来、ビルが無く、人が少なかったときには相当の絶景だったのだろうなと思いがはせられます。
胡心亭から船を乗り継ぎ、三潭印月に。
こちらはもっと大きな島で、島の中に小さな湖(池?)が4つあります。
4つの島の真ん中に、庵が佇んでいます。三潭印月の名前は、空の月、湖に光る月、庵に反射して見える月、この三つの月が見える事に由来しているようです。
途中でお茶などしながら、ゆっくり観光。人が少なければもっとよいのでしょうが、しょうがないですね。平日に来た方が、より、悠久の時間を感じてられるのではないでしょうか。
さらに船を乗り継ぎ、乗ったのとは反対の花港観魚にて下船。
すごい人!有り得ない!
タクシーはほぼ無理。って事でバス乗り場を探して歩く。お腹空いたのに・・・。
しばらく歩いていると、偶然、目の前でタクシーを降りる人を発見。猛ダッシュでタクシーゲット。
乗りあえず、タクシーのおっちゃんに、「龍井で西湖龍井のお茶を買いたい」って伝えたら、俺に任せろ的なノリで連れてってくれました。
龍井って場所は有名な井戸がある場所で、今でもコンコンと地下水が湧いており、皆、水を汲み上げてます。恐らく、龍井の意味は龍の井戸水って事だと思うんですけども、定かではありません。
さて、ここには茶畑を運営している人達がいっぱい集まっていて、自宅の中でお茶を精製しながら、小売もしてくれるみたいです。
タクシーのおっちゃんの知り合いのお店に連れて行ってもらいました。ぼったくられるんじゃないかとおびえましたけど、感じのよい人だったので、それならそれでいいかって事で、そこで買う事に。
3種類(等級)のお茶があって、まずは、一番安い(と言っても高いですけどね)のを試飲させてもらいました。
うまい!どうやら3月に取れた新茶らしいです。茶摘している写真を見せてくれました。何度か西湖龍井を飲んだ事があったのですが、やっぱり、新茶は違いますねー。お茶は新茶に限るって感じです。
自宅用に一番安いのを500グラム、父親の誕生日のプレゼントに一番高いのを250グラム買っておきました。一番美味しい時期ですが、値段も一番高くなるようです。
それにしても、中国茶の極品(ジーピン)ってのは高いんですね。知りませんでした。最初、ぼられてるのかと思いましたよ、あまりにも高いので。ただ、街中で値段をチェックしたら、この値段でも割安なのだと気付きましたけども。
さて、その後、待ってもらっていたタクシーのおっちゃんに「メシ食いたい」って行ったら、博物館の前にあるレストランがいいよって事で、そこに連れていってもらいました。
幾つかレストランがあるので、適当に入って食事。早速、さっき買ったお茶を勝手に入れながら、食事。おいしいぃ。タクシーのおっちゃん、いい人だったようです。
レストランの横に小川があって、凄く水がきれいだったので、子供達をそこで遊ばせて、一休み。一緒に遊んでたら、こけかけて、右足がずぶぬれになりましたが・・・
さて、移動しようと思ったら、またもタクシー捕まらず。本当に疲れる・・・