上有天堂、下有蘇杭-杭州旅行-(2)

 我が家は浦東の田舎にありますので、梅龍駅まではタクシーで行きます。
 杭州までの往復電車代より高かったりします。
 なんだかあほみたいです。


上海梅龍駅待合室060415 予想通り、駅は大量の人で溢れかえっています。待合室は硬座と軟座で分かれてます。硬座の方はやばいです。あまりにも人が多すぎな上、汚すぎです。10年前の若かった時は硬座に乗って旅行しましたが、もう無理です。有り得ないって感じです。
 電車が到着するまで、ホームには入れず、待合室で待つことになります。恐らく、ホームで待つという状況になると、人の押し合いで、何人もの人が線路に落ちるという凄惨な事故が頻発するからだと思います。
 ちなみに、軟座は全席指定ですが、ダッシュで乗り込む人が結構多いです。
 —なぜか?
 硬座のチケットで乗って、空いている軟座をゲットしようと企んでいる人がいるからです。もう、ホント、そういうのはやめて欲しいなと思います・・・。
 梅龍駅自体が田舎にあるという事もあり、電車が出発するとすぐ綺麗な田園風景が広がります。久々の車窓の風景に心が洗われる感じです。上海、特に浦西は、多くのビルが立ち並び、至るところで工事が繰り広げられるなど、とても疲れる場所なので、こういう田園風景というのは新鮮な気分になります。
 電車に揺られること約二時間で、それらしい景色の町に入ってきます。もうすぐ到着かな?と思いきや、ここからが長い。期待してから二十分以上は着きません。到着の目印は大きな橋です。走行方向の右手に見えますので、それを越えたらもうスグ到着です。
 結局、二時間半ほど掛かり、昼の12時半にようやく到着。思ったより大きな駅で、何となく昔の秋葉原駅みたいなイメージを受けました。まずは、タクシー乗り場に向かいました。
 タクシー乗り場には長い待ち行列が出来てましたが、タクシーも多いので、どんどん進み、10分程度でタクシーに乗れました。杭州のタクシーは綺麗ですね。びっくりしました。タクシー乗り場は駅ビルの地下にあるので、タクシーに乗ると、スグ地上に出ます。この時、初めて杭州の街をじっくり見る事になります。
 道が綺麗。町が綺麗。
 っていうのが、最初の感想。上海はやっぱり汚い。
 にしても、お腹空いたという事で、杭州最初の移動はレストランに決定。事前に調べておいた「知味観」とかいうお店を運転手に伝えるが、タクシーに伝わらないので、あれこれ説明するも、無反応・・・。しょうがないので、地図を見せたら、分かってるよ!っていう回答。ツレナイ対応は中国どこも同じ。
 「知味観」に着いてみて初めて気付いたんですが、このお店はどうやらお菓子屋さんのようです。よく分かってなかった・・・。隣に、「知味観」が運営している海鮮鍋やさんがあったので、そこに入る。
 とーっても美味しい海鮮鍋料理。でも、杭州料理とは関係ない模様。デザートはあったけど。ビールは杭州の地ビールがあったので、まあ、それで良しとしますか。それにしても、鍋とか焼肉って必ず頼みすぎて、必ず食いすぎる・・・。悪い癖。
 折角、「知味観」に来たので、有名なお菓子を買って、食べ歩きしながら、のんびりホテルに向かうことに。草もちみたいなのが、美味しかった。
 続きはまた明日。

3 thoughts on “上有天堂、下有蘇杭-杭州旅行-(2)

  1. ミシャン

    羨ましいなぁ〜
    私は子供の頃、父が杭州に出張するとき、
    連れて行ってもらった。
    もう十数年経ったが、
    西湖の美しさは今でも鮮明に覚えている。
    「三潭映月」でぜひ写真取ってくださいね〜
    本当に「上有天堂、下有蘇杭」
    もう一回行ってみたいなぁ…

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  2. ダイナース

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  3. 上海マサキ

    ミシャンさん
    写真取りましたよ。湖の中にある小島の中にまた湖があってとても素敵でした。

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