生意気と思われるかも知れませんが、本日、スーツをオーダーしてしまいました。人生初です。正直、憧れてました。だって、かっこいいかなと、オーダーメードのスーツ。日本に居た頃、オーダーメードなんていうのは、金持ちか、相当こだわりのある人、オーダーでなければいけない体型の方がやるもんだと思ってました。中肉中背のUNIQLOがよく似合う体型の私には、縁が遠いものでした。
事の発端は、二ヶ月ぐらい前に、カナダ人の友達とメシを食ってた時に、上海でスーツを作るのはすごくいいって勧めてくれたのがきっかけ。3、4万円でいいスーツが作れるっていう話だった。日本と比べてはいけないんだけど、3、4万円のスーツって言ったら、既製の安いスーツっていうイメージですよね。
どこでどのくらいで作れるのか、全く分からなかったので、ネットで色々調べて見ると生地市場に行って、そこで作ってもらうのが最も安いとの事(1000元しないらしい)。ただ、オーダーメード初心者、中国語がイマイチの私にはちょっと無理って事で、コンシェルジュという雑誌の広告にあった、KATANOっていうお店に行ってみる事に。南京西路の1531号の路面にあります。が、店構えがちょっと、自分のテイストには合わないので、店には入らず、即撤退。
ついで、近くの上海商城にあるDAVEに行ってみた。店構えはいい感じ。店員も英語が話せて、フレンドリー。まず、サンプル生地を見せられて、選んでと言われながら、予算を聞かれる。よく分からないので、まず、3000元ぐらいと言うと、3000元の生地を見せてくれた。今、見ている生地は3500元だそうで、500元の差で、全然グレードが違うという。まあ、定石通りのセールストーク。初めての客に生地を見せる場合、相手を見ながら決めるんだろうか?3500元ぐらいの客と思われたかな?
生地はイタリア製。しっかりしていて、触り心地もいい。着心地もきっといいのだろうと思う。ファブリックのデザインパターンは豊富で、色々と悩んだんだけど、黒ベースの細い白のストライブに決定。黒ベースのストライプが一番好きなんです。薄めの生地なので、涼しいかなと思う。
その後、ボタンの数や、バックのデザイン、ズボンのデザインの希望を聞かれて、採寸。採寸は採寸担当の方がやってきて、手際よく採寸。本当にスピーディー。お金を支払って終了。お金は後払いでも先払いでも、1000元のデポジットを入れれば大丈夫。あっけない、あっけなさすぎる。スーツのデザインパターンについてあまり聞かれなかったので、心配になって、タイトで首の辺りが詰まってるやつが好きなんだけど、って言ったところ、「大丈夫、うちは、2回フィッティング出来るから」という返答。
なるほど、第一回目の合わせは二日後。そこで希望を伝えればいいみたい。それから、2、3日後に二回目の合わせ。そこで最終修正を加える。なるほど、なるほど。ちょっとずつ合わせていくみたいだ。
楽しみ。どんなスーツになるでしょう。
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わたしはかつて、織物メーカーに勤めておりました。
羊毛の買い付けをしていましたので、テキスタイルの
品質にはうるさいですよ!
記事を読ませていただいて、懐かしいものを感じてしまいました。
またすばらしい経歴をお持ちですね!
いまのところ中国ビジネスは縁がないですが、
これも何かのご縁だと思っております。
TBさせていただきます。
ビジネスにおけるこだわり
ビジネスにおいて、こだわりは捨てましょう!
またビジネスにおいてこだわらなければなりません。
分かりますか…
捨てるべきこだわりは、方法です。
「こうしなければならない」
「こうすべきだ!」
このような考え方は、選択肢を狭めるだけでなく、同時に
hikaruさん
コメント&TBありがとうございます。
思いっきり素人なんで、生地の良し悪しって、正直、よく分からないんですよ。長く着ると差が出るので、さすがに分かるんですが。
今日、第一回の試着に行ってきましたが、いい感じでした!
これをご縁に、今後ともよろしくお願いします。