10/3からYahoo!の検索結果の見せ方が変わった。
Googleじゃん。ぱくりじゃん。という感想ですが、皆様如何?
変更点:
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/search/search-16.html
結構、Yahoo!も勝負したなって感じ。
カテゴリサーチのトラフィックが間違いなく落ちるから、広告価値が落ちるよね。
その一方で、これまで4位までしか広告価値のなかったYahoo!Overtureだけど、新しい見せ方なら、4位以下の順位でもそこそこクリックが立つ。なので、全体のクリック数は増加すると思われる。
でも、そう考えると無理して上位4位を狙わなくてもいいよねって事で、順位を落としてくる企業がいるかも。
読めないね。
世界的に見て、今や、Googleが検索窓口のデファクトスタンダードになってるわけで、今回のYahoo!の取り組みは、持っていかれた検索窓口の地位の奪還、もしくは、防衛なんだろうね。
まあ、最近のYahoo!の成長はOvertureに頼っているから、これからもう一伸びする為には、Overtureを更に伸ばすって事なので、その為なんだろうなとも思いますけども。
しかし、ここまで思い切った、ひょっとしたらマイナスになる可能性さえある変更を加えてくるという事は、日本のユーザもカテゴリ志向から検索志向に変わってきてるって事でしょうね。
ユーザが進化してるって事です。
インターネットはテレビなどと違って、プル出来る所なんだけど、そこに気付くのには時間が掛かるもので。一度受動的になった人は、なかなか能動的になれない。
現状における能動態の最終形が「検索」という行為。
マーケティングする側はクドイ押し付け型の広告ではなく、顧客の望むときに、望む場所に立って待ってるというマーケティングが求められるわけです。
ぼーっと突っ立ててもダメですけどね。
巷でよく聞く、検索エンジン対策はボラティリティーが高いので、やはりある程度確実なワード広告も使って、ポートフォリオを構成していくマーケティング戦略いいんだよね。
費用対効果を計りながらのマーケティングってわけです。
この辺り、来月行う中国インターネットセミナーで説明します。
セミナーの紹介は国慶節明けに。