中国人のビジネス気質

 中国で事業をしていると、中国人事業家とお会いする機会がそこそこあります。英語が達者な方も多く、国際的な感覚を持っている人も多いです。英語がかなりうまい割には、アメリカへ住んだ経験がない方も多く、驚かされます。今、中国語を習いに行っているスクールの先生も英語が達者です。日本人で英語がしゃべれる人が少ないのは、何故なんでしょうかね?
 
 昨日も、こちらで事業をしている人(上海人)とお会いしました。基本的には、事業に対する意見の交換をしてきました。


 非常に印象深い人物、というか、印象深い「言葉」を発する人でした。見た目は、身体も大きく、少しいかつい感じで、とっつきにくい人かと思ったんですが、話してみると意外(というと失礼ですね、すいません)に柔らかい人でした。
 私も大学を途中で辞めた人間なんですが、彼も同じらしく、ちょっと意気投合し、僕らはGenius(天才)だから、全てを学んで大学に行く必要がなくなったから辞めたんだ、という事になりました。ビルゲイツも中退なんだよね、という話もあったりなかったり。
 彼は私が目指しているビジネスモデルは、オフショア開発で手堅い受託ビジネスを展開していく一方で、同時にプロダクトの開発に挑戦し、一気に成功に持っていくというモデルです。私の場合は、地味なオフショア受託開発モデルを効率良く、かつ、規模を達成する事で成功を収めようというモデルです。
 やはり、日本人と中国人で決定的に違うなと思いました。私を代表して、日本人の一般論を語るのは横暴かと思いますが、イトーヨーカドーみたいなビジネスが日本人には合うと思ってます。一方で、Oracleとかを発想するのは難しいかなと思ったりします。どっちが正しいという事はなくて、やはり得手、不得手の問題なので、互いの長所だけが結びつけば面白いかなと思います。短所だけが際立ったら、最悪ですけど。
 また、非常にリスペクト出来る点として、ディスカッションの仕方を知っている事でした。英語が喋れるだけの人は世界中にあちこちいますが、ディスカッションが出来る人は少ない。私の言葉は時に攻撃的で、ストレートですが、まっすぐ受けて、横から切り返してきます。だから、議論が過度に過熱する事もなく、よい方向に発展して行きます。中国人の方と話をしている時に、加熱しすぎる事もよくありますが、彼は常に冷静で、例えやジョークを入れながら、ディスカッションを展開してくる非常にクレバーな方です。
 ただし、そこは中国人。ビジネスをやる時は、相手の人となりを重視します。ビジネスの話の途中でも、平気で違う話を振ってきて反応を見ます。さすが!日本では常に緊張感を求められますが、中国ではビジネスの席でリラックスする事を求められます。リラックスして、脳みそがニュートラルな状態での「素」を相手に見せる事が重要です。まあ、私はビジネスの席では見せませんけどね。それが私のスタイルなので。暴動の話とか、趣味の話とか、そんな話もしたりして、直球で回答しておきましたが、どう思われたでしょうか。いつか聞いてみたいなと思います。
 それにしても刺激になったし、こういう考え方があるんだなと、大変勉強になりました。今度、飲みに行くので、飲みの席では「素」で話してみようかと思います。中国ビジネスは、やっぱり「お酒」から…
 

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